これは (2枚目) Japan Eucalyptus Advent Calendar 2015 2日目の投稿です。
皆さんこんにちは、日本 Eucalyptus ユーザ会です。
Eucalyptus が旧 HP 社に買収されてからちゃんと本家コミュニティまわりの情報を追ってなかったので、久しぶりにそこら辺を再確認しようと思いまして、本日は「本家コミュニティの開発に参加するには?」と題してお話をしようと思います。
一時期、Eucalyptus はコードやドキュメントやその他成果物を Eucalyptus コミュニティ(≒ Eucalyptus社)にコミットするには CLA と呼ばれるものを Eucalyptus 社と締結する必要がありました。
では今はどうなのかと言うと、Contributing to Eucalyptus というドキュメントの Legal Prerequisites というセクションに、
Significant contributions (usually those more than about 15 lines of code) require that you sign our contributor agreement before they can be accepted. Contact HP for more information
ってあるので、極小のパッチとかでない限りは法的には HP と contributor agreement を締結する必要があるようです。
以前は電子サインで締結できるようになっていたんですが、HP 社にコンタクト取らないといけないっていうのは、ちょっと日本人にとっては敷居が高い気がしますが、一方でそんなことをお構いなしに後述する JIRA とかにパッチ投げてると、コミュニティの人から「ねぇ? CLA 結びなよ」ってツッコまれるので大丈夫かもしれません。(大丈夫じゃないってw)
で、実際にパッチを投げる方法はいくつかあるんですが、たぶん一番スマートな方法は JIRA で類似課題がないか事前に調べて、あればそれに、なければ新規で課題を起して、彼らの git をフォークしてブランチ切り、PR を送る方法だと思います。
あ、もちろん課題について議論が必要な場合は ML や IRC でコンタクト取るのが一番効果的です。
で、提供されたパッチは適宜彼らの開発サイクルに乗って処理をされます。
と、本当は図解しながら説明できると一番なのですが、大人の事情で割愛します。(英語ができないとか辛くて言い訳にも使えない…orz)
まだまだエントリできます (2枚目) Japan Eucalyptus Advent Calendar 2015 ヽʕ♡˙ᴥ˙♡ʔノ